エックス線作業主任者とは?
エックス線は、医療現場や非破壊検査などで、とても重要な役割を果たしていますが、
適切な管理を行わないと人体に重大な悪影響を及ぼす場合があります。
なので、日本では、エックス線が放射される危険な場所(管理区域)には、
専門知識を持った人がいないと作業ができない仕組みになっています。
法律には、以下のように書かれています。(一部抜粋)
「エックス線装置を用いる作業を行う場合は、エックス線による障害を防止する責任者として
管理区域ごとにエックス線作業主任者を選任しなければならない」
要約すると、「エックス線を浴びるような場所で、エックス線の知識が無い人が、
勝手に装置を作ったり触ったりすると、ものすごい危険なので、
だれか1人エックス線について分かっている人(エックス線作業主任者)
を決めてから作業してください」ということです。